歯周病が認知症を引き起こす?!

こんにちは。だんだんと寒くなってきましたがいかがお過ごしでしょうか。

気温の差の差も激しいので皆さんも体調に気をつけながらお過ごしください。

さて、今回は先日話題になりましたニュースより。何人かの患者様からも質問いただきました、歯周病と認知症の関連についてです。

以下記事抜粋

認知症の7割を占めるアルツハイマー病は、「アミロイドベータ(Aβ)」などの異常なたんぱく質が長年、少しずつ脳に蓄積し、発症や症状の進行につながるとされています。

九州大学の研究チームによれば、歯周病菌に感染したマウスと正常なマウスとで、Aβを脳内に運ぶ「受容体」と呼ばれるたんぱく質の数が約2倍に増えていたそうです。また脳細胞へのAβの蓄積量も10倍に増えたとのことです。

その結果、歯周病菌に感染したマウスの記憶力は低下したそうです。

また歯周病の治療や予防で、認知症の発症や進行を遅らせることができる可能性がある。

とのことでした。

ニュースにもなってました

やはり日々の歯ブラシや、定期検診、歯周病治療は非常に大事なのですね。

当院の過去のブログもぜひご覧になってみてください。

https://dental-aesculapius.com/blog/2020/01/17/歯周病にならないために/

 

https://dental-aesculapius.com/blog/2019/12/18/歯ブラシの紹介/

予防歯科はどのくらいのペースでをうければいいですか?

 

ぜひこの機会に歯のメンテナンスにしませんか。

ご予約お待ちしております。

根面う蝕を予防しましょう!

9月に入りましたが、まだまだ残暑厳しく暑い日々が続いてますね。

季節の変わり目に入っていきますので、皆さんも体調に気をつけながらお過ごしください。

さて、今日は近年増加中の根面う蝕についてお話ししたいと思います。

  • 根面う蝕とは

歯周病などの影響により歯茎が下がってしまい、露出した歯の根元にできるむし歯です。

  • 普通の虫歯との違い

普通の虫歯というと、歯の中で歯ぐきから上で見えているところの部分にできる虫歯を想像すると思います。

この部分は、「エナメル質」と呼ばれる酸に溶けにくい硬い組織で覆われて守られています。

また日々の歯磨きで一番意識して磨いていただける場所であると思います。

そのため虫歯が進行はしづらく、初期であれば治療も短く終わることができます。

しかし、根面う蝕が起きる歯の根っこの部分は「エナメル質」に覆われていません。

そのため歯の中でも弱い部分で、特に歯周病などで露出した歯の根元は、本来歯茎で守られてる部分なので、特に酸に弱く、汚れがたまるとむし歯を発症しやすく、進行もしやすいです。

そして、進行すると根元から歯が折れてしまうこともあります。

  • 近年増加している理由

近年は8020運動などの効果もあり、歯に対する予防意識が高まってきています。

皆さんも定期検診で歯科医院に通っている方も多いと思います。

そのため、高齢者でも自分の歯が多く残っている方が増えてきました。

しかし加齢とともに、唾液の分泌量は低下してきます。

唾液には、むし歯から歯を守る作用があります。

そのため、唾液が少なくなるとこれまで歯の根元にむし歯ができたことのない方でも、急激に歯の根元にむし歯が多発したり、進行することがあるので注意が必要です。

  • 根面う蝕を予防するには

①フッ素配合の歯磨き粉を使用する

日々の歯磨きをする際に根元も意識して歯磨きしていただくことが一番大事ですが、その際フッ素の濃度が濃い歯磨き粉を使用するのがむし歯予防に効果的です。

1000ppm以上のフッ素が入っている高濃度歯磨き粉を選ぶようにしましょう。

②隙間ができた歯の間に歯間ブラシを使用する。

根元の部分に関して、歯と歯の間では糸ようじやフロスよりも歯間ブラシの方が効果的です。

歯間ブラシは大きさの選択が重要なので、歯科医院で選んでもらうことをオススメします。気軽に当院スタッフにお訪ねください。

③定期検診を受診する

定期検診も受けることで、根面う蝕を早期に発見出来たり、セルフケアのアドバイスをすることができるので、検診はしっかり受けるようにしましょう。

そして、歯周病の進行とともに根面う蝕もなりやすくなるので、歯周病と合わせて予防していきましょう!!

頑固な着色汚れに

普段皆さんは定期検診で着色や歯石などを除去しますが、どうしても保険診療内のクリーニングでは細かな溝などに詰まった汚れまではとれません。

そこでエアフローの登場です!

エアフローとは細やかなパウダーと水のジェット水流で歯の表面に吹き付けて歯の頑固な着色汚れや細かな溝などに着いた汚れを落としてくれます。

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エアフローをする前によごれの染め出しを行った歯です。

全体的にピンクに染まっているのがこうなります。これくらい汚れがとれます!

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パウダー状なので歯が傷付くこともありません。

歯を白くしたいホワイトニングしたいという方にはホワイトニング前のエアフロー清掃をオススメしています。

全体的に細かな所まで汚れを落とすことによりホワイトニングに効果が出やすくなるからです。

今まで着色汚れに悩まされてた方もエアフロー後の専用のペースト(以前紹介したリナメルペースト)で歯の表面を磨くことによって表面がツルツルになり着色がつきづらくなります。

保険適用外の自費診療になりますが定期検診と変わらないくらいのお値段3000円税抜きになりますのでこの機会に1度試してみるのはどうでしょうか!

歯に着色しやすい人の特徴!

こんにちは!ここ最近、唐突に暑くなってきましたね!

突然ですが、皆さんの中には、歯の着色に悩んでいる方も多いと思います。

「定期的に歯のお掃除に通っているのに、何故か色がつきやすい!」

こんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?

今回は、歯に着色が付きやすい人の特徴を挙げていきたいと思います!

 

“歯に着色しやすい人の特徴!” の続きを読む

口臭について

 

口臭は、1日の中でも強くなったり弱くなったりと、一定のサイクルがあります。その中でも、朝起きた時の口臭はモーニングブレスと呼ばれています。

寝ているときは唾液の量が減り、お口の中の菌が増えるため、起床時の口臭が強くなるのです!

朝起きたままの状態で食事をしたり、お水を飲んだりするとお口の汚い菌がそのまま体の中へと入っていくことになります!!

臭いだけではなく、体にも良くないので、朝起きて顔を洗うのと同時に歯を磨くのが一番良いのですが、磨く時間がない場合などはうがいをする習慣づけをしてみてください★

 

口臭にも大きく分けて二つあり

病的口臭生理的口臭というのがあります。

生理的口臭は最初に話したような起床時だったり、生活習慣と関係があるものです。

病的口臭というのは、病気が原因で発生する口臭のことです。内臓系、呼吸器系、糖尿病、歯周病など様々な要因が考えられる口臭です。

お口の中を綺麗にしていても中々口臭が消えない方などは病的口臭が考えられます!!

日本は他の国に比べると歯や口臭に無頓着といわれているみたいです😢

口臭は目に見えないものなので、自分は何も問題ないと思っていても、知らず知らずのうちに相手を不快な思いにさせているかもしれません😲

 

誰かと話していてもストレートに「口臭いよ」なんてとても言えないですよね😿

 

今はスメハラスメルハラスメント)なんて言われているみたいです。

 

例えば、フロスなど全く通していないと食べかすなどがずっと歯の間に挟まっていることになり、お口の中(37度前後)にずっとあったら、、、、、、😲

分かりやすく言うと、夏場の車の中に食べ物をずっと置いてある状態です。

臭いだけではなく、とてもきれいな状態とは言えないですよね😢

 

エチケットとして日頃から口臭予防をするようにしてみてください☻!!

口腔ケアで新型コロナウイルス感染症の重症化予防!?

先日、ワイドショーで「口腔ケアで新型コロナウイルス感染症の重症化リスクを軽減できる」と取り上げられていました。

 それによると、新型コロナウイルスに感染すると、肺の免疫力が低下するそうです。

その状態で口の細菌が肺に入ると、ウイルスによる肺炎とは別に細菌による肺炎を起こします。

そしてウイルス性肺炎と細菌性肺炎のダブルパンチで重症化することがあるとのことでした。

その予防には日々の口腔ケアが大事になってくるとのことでした。

そこで今回は以前にもこのブログで紹介しましたが、忘れがちな舌磨きの方法を再度提案したいと思います。

舌磨きに必要なもの

①舌ブラシ

舌はデリケートな組織です。普段使いの歯ブラシでゴシゴシ磨くと舌が傷つき、口内炎などを引き起こすことがあります。

専用の舌ブラシを使うのをお勧めしています。

②舌磨き専用ジェル

舌磨き専用のジェルがあるとより傷つきにくく汚れが落とせます。

当院で販売している物もありますので、気軽にお問い合わせください。

舌磨きの方法

舌ブラシにジェルをつける。

②ブラシを奥から手前に数回動かす。

手前から奥に動かすと喉の奥に細菌が流れてしまう上、嘔吐反射を誘発しやすくなります。

奥から手前の一方向に動かすのは徹底してください。

③水でゆすぐ。

回数

朝と夜の12が理想です。

特に睡眠時は汚れがたまりやすく、起床時の口腔内が一番細菌が多いと言われているので、朝の方が必要性は高いです。

今回は舌磨きについて紹介しましたが、それと並行して日々の歯磨きも大事になってきます。

今回のコロナ禍で手洗い、うがいの意識が高まったと思います。

同じように口腔ケアの意識も高めて、今後も予防を徹底していきましょう!!!

歯ブラシの替え時

 

自粛期間が長引き家に居る時間が多い中、家でのだらだら食べが多くなると思います!!

家に1日中居る時も歯を磨くタイミングも忘れがちになりやすいので、この期間で自分の歯をしっかり鏡で見ながら歯を磨いてみてください!!

中々ゆっくり自分の歯を見てる方は少ないと思うので歯を見る習慣をつけてみると、痛みが出る前に治療することができたり、健康意識の向上にも繋がります!!

我慢が多い時こそ自身の健康は自分で守りましょう(﹡ˆᴗˆ﹡)!

 

今日は歯ブラシの替え時について

 

今使っている歯ブラシの交換をしたのはいつですか??

歯ブラシは二週間使用しただけでも

虫歯菌、歯周病菌などの悪い菌が増殖しています!

これは歯ブラシの毛先の拡大図です!

!!閲覧注意!!

 

かなりの見えない菌がうじゃうじゃしています!

歯ブラシの磨く圧が強い方はすぐ歯ブラシの毛先が曲がってることもあります!

曲がったまま磨くと上手に磨けてても効率が悪く、歯茎を傷めてしまうもあります。

目安としては歯ブラシは一ヶ月に一回交換するようにしましょう!

歯科アスクレピオスでも歯ブラシの販売をしております!お気軽にお問い合わせ下さい!

歯周病菌って??

こんにちは!

前回、「歯周病と免疫力の関係」のお話をしました。

今回は歯周病の元になる、歯周病菌のお話をします!( *˙ω˙* )

歯周病にならないために」「歯周病菌の根強さ」もあわせてお読みください.*˚

歯周病菌とは………

エサで仲間を増やし、プラークと呼ばれる歯垢をつくっています。

このとき、酵素が発生します。

少し難しい話になりますが、この酵素はお砂糖を分解して酸を作っています。

また、酵素はお砂糖だけでなく、ウイルスも分解(というよりも切断)してしまいます。

細かくなったウイルスは、身体に取り込まれやすくなります。

なので、歯周病があると歯ぐきが減ってしまうだけでなく、インフルエンザといったウイルス性疾患にもかかりやすくなってしまいます。

活動的な歯周病菌が原因なので、お休み状態の歯周病菌は心配ありません。是非ケアを続けてください.*˚ 見極め方はこちら

毎日の体調管理だけでなく、お口の中の健康管理もしていけたら素敵ですね゚+.(´▽`)+.

歯磨きがうまくいかないどうしても歯ぐきから出血する など、もしお困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください♪

歯周病と免疫力の関係

皆さんこんにちは!

新型コロナウイルスが猛威をふるっており、全国に緊急事態宣言が出されるなど緊迫した状態が続いております。

残念ながら新型コロナウイルスに対する有益な治療法はまだ確立されておりません。

そのため、手洗いうがいなどはもちろん、免疫力を上げて感染を予防することが重要とされております。

歯科領域でも免疫力を上げることで歯周病の進行を抑制できると言われていることをご存知でしょうか?

歯周病は歯周病菌という細菌によって引き起こされる病気で、成人の8割以上がかかっていると言われています。

歯周病菌は口腔内に常在しており、免疫機能が正常に働いているときは大丈夫ですが、免疫力が低下している状態だと菌が活性化され歯茎の腫れや痛みを引き起こします。

風邪をひいた時や疲れている時に歯茎の腫れや親知らずの痛みなどを自覚する方も多いのではないでしょうか?

そういう場合は歯磨きやお薬などによる消炎も大事ですが、免疫力を上げることで落ち着いてくることもあります。

そこで、オススメの免疫力アップ方法を紹介します。

明治 R1ヨーグルト

腸は免疫を司るため、腸内環境を整えることで免疫力は上がると言われています。このR1ヨーグルトに含まれる乳酸菌は腸内環境を整えてくれて、インフルエンザに対しても予防効果が高いと言われています。

食べるタイプと飲むタイプの2種類あり、飲むタイプだと毎朝1本飲むだけでいいので、気軽に服用できてオススメです。

早寝早起きなどの規則正しい生活

これは基本的なことですが、睡眠時間を十分に確保することが大切です。特に早寝早起きをするのが一番の免疫力アップ方法で、17時間くらいの睡眠がベストと言われています。

最近ではテレワークやお店の営業自粛などにより早い時間に在宅することが多いと思います。こういう時こそ早寝早起きを心がけてみて、規則正しい生活を送ってみてはいかがでしょうか?

他にもいろいろな免疫力アップの方法があると思います。

各々が免疫力を上げて歯周病予防、そして新型コロナウイルス感染予防に徹底し、この難局を乗り越えていけるように頑張っていきましょう!

歯ブラシの圧

緊急事態宣言によりなかなか気軽に歯医者に通うことが出来ない今、ホームケアがとても大事になります!

今回は歯ブラシ力加減についてです!

皆さんの歯ブラシの圧は強くはないですか??

磨く力が強すぎると歯や歯茎にとって良くないことが起こります

乱暴なブラッシング圧に耐えられなく歯が削れてしまったり歯茎が退縮してしまったりと様々です!

歯ブラシで歯が削れるの?って思うかも知れませんが長期的に強く磨いたり荒っぽく磨くと段々と削れていってしまうのです!

適正な歯ブラシ圧はシャカシャカと音がしないぐらいがいいのです!

優しい力で小刻みに磨いてください!

どうしても時間がない時など強く荒っぽく磨いてしがちです!

そうならない為にも手のひらで握り込む持ち方でなくペンを持つような持ち方で磨くと歯にかかる圧力が軽減されます!歯や歯茎が歯ブラシ圧で傷つかないようにこれからはこのやり方を是非試して見てください!

これでもほんの一部の説明なので分からないことや自分にあった歯ブラシの仕方を知りたい時は是非当院スタッフまでお尋ねください!